認知症の理解と対応~その①、理解

みなさん、こんにちは。東海です。
先日27日に 神宮外苑にある日本青年館で『認知症』をテーマにした講習会に参加してきましたので、そのことについて書かせていただきます

講師は須貝祐一先生。
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東京大学医学部保健学科を卒業され、
現在は認知症介護研究・研修東京センター研究部長兼副センター長に就かれています。


さて内容ですが…まず、認知症を理解することから始まります。
 物忘れを「年のせい」と誤解されれいませんか?
そこで須貝先生からその違いを区別する簡単なテストを教えて頂きました。

皆さんも試してみてください

五つの品物を挙げ覚えていただきます  (何でも構いません)
例、歯ブラシ・自転車・消しゴム・さくらんぼ・猫

その後5分間作業していただき、先ほどの5つの品物を思い出して下さい。

ちなみに私は4つでした
品物五つのメモを取っていた途中で、後で自分で思い出せるか試そう
との思いつきで書き消ししている間に一つ聞き逃していたという言い訳をさせてください

結果についてですが
~20、21~30、31~40、41~50(才)辺りまでの思い出しの個数(約4.5個)に差はそれほどありません。
50前後からだんだんと少なくなり80前後では2個も答えられなくなります。
この減少の変化は年齢のためと言え心配には至りません。
ところが、認知症の方では60歳代で答えられるのが1つかそれ以下、このテスト自体を忘れてしまうこともあります。
「年のせい」と「認知症」には明らかな差があるのです。

でも、最近人の名前や固有名詞がパッと思い出せないと気になられている方も多いと思います。

これは私たち人間は生まれたときから死に向かうのですが、やはり同じように神経細胞も生理的に一日一日減少していき、その中での自然な現象であり脳も80歳で20歳の10~20%軽くなるのです。
顔が出て名前が出ないのは、一人の人を映像(顔)と音の信号のみである名前を結びつけて記憶するのですが、
単純な音の信号のみの名前が抜け落ち易い理由があります。


さて先ほどのテストに戻りますが、正常な老化の過程をたどっても超高齢(90~100)になると
思い出せる個数の数が認知症と近づき、区別が難しくなるのです。

そこで大切なのは認知症とは生理的な老化を超えた脳の病的な変化によって
知能が低下した症状だということです。認知症は脳の病気なのです


認知症とみなすか否かでは条件が3つあります。
ここでは認知症を引き起こす原因である病気が何であるかは問いません。

①記憶の障害がある。(覚えられない、思い出せない)先ほどのテストもそうです。
②記憶以外に出来なくなっていることが1つ以上ある。
  (計算、習字など覚え慣れた能力の低下や言葉を忘れる等)
③このため以前と違って社会生活、日常生活に支障がある。

注意しなければならないのが
せん妄や精神病ではないこと。鬱でないかの確認も大切です。


最近60歳代の認知症が以前より増えているように思われますが、
これはこの世代の方の人口が多いためで発生率自体は高くないとのお話でした。


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東海

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