胃の六つ灸 ~『龍馬伝』のシーンに登場~

7月11日に放送された『龍馬伝』。武市半平太に容堂が告げた言葉。

「おんしに、ほかの者と同じような死に方をさせるわけにはいかん。腹切りや」

武士にとって“切腹の機会を与えられるというのは、とても名誉なこと”だそうですが、残された妻 お富さんを思うと、見ていて切なくなりましたね

それからドラマの中で容堂は「武市半平太は、わしの家臣じゃき」と言いながら自分の脇差しを差し出しましたが、この“脇差しを差し出す行為”は、実はアドリブだったそうです。

「本番前までは、自分がそんなことをするとは思ってもいなかった。容堂を演じていたぼくの心に芽生えた感情がそうさせた。」と、(容堂を演じる)近藤正臣さんがホームページ上で語られていますが、とても熱のこもった演技でしたね。


さて、いよいよ第3部が始まります。

私の大学の先輩でもあり、(社)東京都鍼灸師会の学術部長をされている、岩元鍼灸接骨院 岩元健朗先生のお話によると
7月18日(日)放送予定、第28回「新天地、長崎」の冒頭でお灸のシーンが登場するそうです

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貫地谷しほりさんが演じる千葉佐那は
龍馬が暗殺された後、家伝だった灸(きゅう)を生かし東京・千住に『千葉灸治院』を開業しました。後に自由民権運動家の板垣退助も治療されたそうです。

ドラマでは、千葉佐那が岩崎弥太郎(香川照之さん)を治療する場面が流れ、胃の痛みに対して生姜灸を行っているそうです。使われたツボは、ちょうど胃を取り囲むように背中に配置されている、隔兪・肝兪・脾兪。
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胃腸の働きを高める目的で、この左右6箇所のツボに灸治療をすることを、胃の六つ灸と呼びます。

当院でも、胃腸が弱っている方に、必要に応じてお灸を行っております。(現在のお灸は、8分目位で消すことがほとんどですので、皮膚に跡が残ることはありません

むしろ気持ち良い程度の熱さで、熱のエネルギーを加えることで、治療中もしくは治療後しばらくして、
「胃の周りが心地良く温かくなってきた」、「動いてきた」などの感想を持たれる方が、しばしばおられます。

撮影中、治療院のセットは板の間のベットになっており、『本来なら和室であるべきですが、龍馬の生きた江戸時代とその後の明治との時代の変化を映像でも表現しょうとしているため、敢えてベットにした』との説明があったそうです。

お灸指導を行ったのは日本鍼灸師会
セリフに合わせて、もぐさから煙の出ている時間をもっと長くして欲しいなど、演出上の要望もあり、工夫されたそうですよ。

ほんの僅かな時間なのかもしれませんが、どんなシーンが流れるのか今から楽しみですね。
(実際、放映されたシーンはこちらのブログをどうぞ
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千住物語 千葉佐那千住の歴史をひも解くホームページ。充実した記載内容で知られています。管理人jushinさんの調査結果が満載されています。

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