伝統医療の再評価

本日は、先日行われた明治国際医療大学市民公開講座で配布された広報誌、『THE鍼灸』に掲載されている話題です。
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伝統医療の再評価
文明国と言われる国では、生活習慣病(糖尿病、高血圧症、高脂血症など)に代表される慢性疾患やストレス病が増えています。それらの病気には現代西洋医学だけでは解決できないことが多く、伝統医療や補完代替医療が用いられ、QOL(生活の質)の向上がはかられています。

現代西洋医学を補完する鍼灸医療
現代西洋医学は本質的には「敵を倒す医療」であり、大変強い医療です。
一方鍼灸医療は「味方を支援する医療」であり、人に優しい医療です。
西と東の医療を補完することで、これまで以上に満足度の高い医療を提供できることがわかってきました。
明治国際医療大学の付属病院では、終末期医療における緩和ケアや術後のQOLの向上を目的に、鍼灸治療を行っています。また、アトピー性皮膚炎やパーキンソン病などの難治性疾患の治療にも鍼灸治療がよい成果をあげています。

統合医療の確立に向けて
統合医療の目的は、現代西洋医学と補完代替医療(伝統医療やアロマセラピーなど現代西洋医学以外の医療)を組み合わせることにより、医療の質の向上を図ることにあります。
『治療を受ける方を主人公とする共通の視点に立ち、その方に応じたそれぞれの治療を一つのプログラムとして統合し、多面的なケアを通してより良い医療を提供する』という考えが広まりつつあります。
これは、健康保持・増進、疾病予防、未病治療、抗加齢など総合的に健康の改善を図ることを目的とした新しい医療モデルなのです。

EBMって何
Evidence-Based Medicine(根拠に基づいた医療)の略。現代の医療は、おまじないや気休めではない、科学的に効果が証明された治療法で、患者さんを治さねばなりません。
近年、東洋医学でもこの考え方が取り入れられています。明治国際医療大学は鍼灸の科学化と東西医学の融合を目指し、1978年(昭和53年)に3年制の短期大学、1983年(昭和58年)に4年制の鍼灸大学として我が国最初に開学されました。
現在(2009年)では、関西医療大学、帝京平成大学、鈴鹿医療科学大学、森ノ宮医療大学、東京有明医療大学、国立の筑波技術大学(視覚障害者のみを受け入れる)の合わせて7校の大学が設立されております。

(社)全日本鍼灸学会鍼灸治効の科学的解明エビデンスの構築、鍼灸医学の普及を目指し発足された、日本を代表する鍼灸医学の学術団体です。(当院院長はここで認定を受けております。認定鍼灸師 第539号)
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全国各地で開催される(社)全日本鍼灸学会学術大会では、これらの大学やその他の医療施設から、毎年、競うように研究発表や症例報告がされております。

当院のスタッフも毎年参加し、最新の情報をもとに日々、東洋医学の発展を目指し研鑽しております。

当院のホームページはこちらから

小高

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