「土用」の話①
当院の記念すべきブログ開設日(10月20日)にも書かせて頂きましたが、ただ今、暦は「秋土用」。(期間は立夏・立秋・立冬・立春の前18~19日間。)
この季節と季節の間(季節が交代する時)に置かれた「土用」について、五行説(ごぎょうせつ)では、「季節の交代を円滑に進める」という意味があると考えています。
ご存知の方も多いと思いますが、五行説とは古代中国で生まれた思想で簡単に言うと、この世のあらゆるものが木火土金水の言葉が象徴する、五つの種類に分類できると考えた学問です。(この考えは、二つの側面から物事をみる、陰陽説という学問が土台になっていますが、ここでは省略。)
昔の人は、物質の成り立ちを説明するだけでなく、色や味、季節など全てを木火土金水に当てはめ、説明しようとしたのです。
例えば四季と五行の気の関係を考えた場合
春
は木(植物)が盛んに伸びる季節。
夏
は火のように暑い季節。
秋
は金属のように冷えてゆく季節。
冬
は水のように冷えきって停滞する季節。
というように。
けれど、困ったことがありました。
それは季節が四季であって、五季ではないからです。
五行を割り振ろうとしても「土」の気が一つ余ってしまいます。
「土」には、死んだものを「土に還す」性質と「命を育成する」二つの性質が
兼ね備えられていると考えます。
そこで、異なる季節の間に「土用」を置くことで、消滅する古い季節と、まだ充分に
成長していない新しい季節の性質が、静かに交代して行く時季と捉えました。
「土用」とは「土旺用事(どおうようじ)」が省略されたもので、
「土の気が旺(さかん)になった状態で物事を処理する」という意味なのです。
1年で換算すると、土用の期間は18日×4回=72~73日。
1年を5つに分けてみると、365日÷5=73日。
ちゃんと1/5に配分されているんですね。
続きは明日にしましょう
今宵はここまでに致しとうござりまする
(1988年 流行語大賞)
(画像は、NHKで武田信玄の母・大井夫人を演じた若尾文子さんでした
ウィキペディアより)
小高鍼灸院 接骨院
小高
この季節と季節の間(季節が交代する時)に置かれた「土用」について、五行説(ごぎょうせつ)では、「季節の交代を円滑に進める」という意味があると考えています。
ご存知の方も多いと思いますが、五行説とは古代中国で生まれた思想で簡単に言うと、この世のあらゆるものが木火土金水の言葉が象徴する、五つの種類に分類できると考えた学問です。(この考えは、二つの側面から物事をみる、陰陽説という学問が土台になっていますが、ここでは省略。)
昔の人は、物質の成り立ちを説明するだけでなく、色や味、季節など全てを木火土金水に当てはめ、説明しようとしたのです。
例えば四季と五行の気の関係を考えた場合
春
は木(植物)が盛んに伸びる季節。夏
は火のように暑い季節。秋
は金属のように冷えてゆく季節。冬
は水のように冷えきって停滞する季節。というように。
けれど、困ったことがありました。
それは季節が四季であって、五季ではないからです。
五行を割り振ろうとしても「土」の気が一つ余ってしまいます。
「土」には、死んだものを「土に還す」性質と「命を育成する」二つの性質が
兼ね備えられていると考えます。
そこで、異なる季節の間に「土用」を置くことで、消滅する古い季節と、まだ充分に
成長していない新しい季節の性質が、静かに交代して行く時季と捉えました。
「土用」とは「土旺用事(どおうようじ)」が省略されたもので、
「土の気が旺(さかん)になった状態で物事を処理する」という意味なのです。
1年で換算すると、土用の期間は18日×4回=72~73日。
1年を5つに分けてみると、365日÷5=73日。
ちゃんと1/5に配分されているんですね。
続きは明日にしましょう

今宵はここまでに致しとうござりまする

(1988年 流行語大賞)
(画像は、NHKで武田信玄の母・大井夫人を演じた若尾文子さんでした
ウィキペディアより)小高鍼灸院 接骨院

小高
この記事へのコメント